「InfoView(Inforance's Interview)」は、インフォランスゆかりの経営者に代表の佐々木がインタビューをする企画です。今回は、インターネット広告の効果測定システムで国内No.1 のシェアを持つ「ADEBiS」や、オープンソースのECパッケージ「EC-CUBE」の開発・販売で、IT業界に新しい風を吹き込んでいる、株式会社ロックオンの代表取締役岩田 進様にインタビューさせていただきました。

飲食店からスタートした岩田社長のビジネスが、「EBiS」の登場で、世の中にインパクトを与えられるまでになってきたわけですが、今後の事業展開はどのようにお考えでしょうか?
「世界にインパクトを与えていきたい」、という気持ちに変わりはありません。世界で活躍するイチローや松坂、中田といった、ああいう類のインパクトを、企業でも与えることができるのではないかと思うのです。
広告の分野は、これからもどんどん伸びていくと思いますので、広告テクノロジーに関わって行くことによって、大手広告代理店のあり方が変わる、なんてことがあったら、面白い世の中になるのではないでしょうか。
今後に向けて、実際に動き出しているのは、「EC-CUBE」という製品です。これは、ECサイト構築のパッケージなのですが、無料で手に入れることができるオープンソース(※)なのです。現在、同じようなシステムを高い金額で売っている会社にしてみたら、当然、大変な打撃になるでしょうね。しかし、われわれが「EC-CUBE」を公開したことにより、今までやってみたかったけれど、費用がかさむから、難しいから、という理由で敬遠していた店舗が、どんどんEコマース市場に参入してくるようになれば、市場がより活発化して、楽しい世の中になるのではないかと期待をしています。また、今後はIT分野だけでなく、その他の業種にも携わってみたいと思っています。
(※ ソフトウェアの元データであるソースコードを一般に公開し、誰もがそのソフトウェアの改良や再配布が行えるようにすること。または、そのようなソフトウェア。)
お話を聞いているだけで、ワクワクしてきますね。ところで、御社は今後の採用についてはどのようにお考えでしょうか。
本年度は4名の新卒者を迎えました。2008年04月入社予定が現在9名で、2009年度は15名くらいを予定しています。
こんなスキルを持った人にぜひ来てもらいたい、というような希望はありますか?今後もさまざまな製品開発をお考えでしょうし、お話を伺う限り、高い技術力が必要なように思いますが…。
いえ、入社時はスキルは全くなくても構いません。ただ、世界で活躍したいという志を持った人がいいですね。
漠然とし過ぎていると思われるかもしれませんが、「世界で活躍する」といっても、「世界」という言葉のとらえ方はさまざまだと思うんです。例えば、今こうやってお話している、1対1の空間もひとつの世界ですよね。それがどんどん広がって、突き詰めていくと、地球規模の世界の話になると思うんです。つまりは、自分以外の、自分の周囲の人たちに向けて何ができるか、どんな影響を与えられるかというところなんです。ですから、自分だけがスキルを積みたい、いずれは起業を目指したい、なんてことしか考えられない人はちょっと違うかなあと。

人ひとりの能力なんてたかが知れてますし、僕自身の力だって大したことないと思っています。ただ、そういう人たちが集まって、力を合わせると大きなことができる、人々に喜びや価値を提供できる。そういったところに共感してもらえる人にぜひ来てもらいたいです。
実際の海外進出は考えていらっしゃらないのですか?「EBiS」は海外でもきっと通用しますよね。
そうですね。まだマーケティングは行っていませんが、今後やってみたいとは思っています。最近、海外特派員制度という社内制度を立ち上げました。海外進出を視野に入れて、1年くらい海外を視察してもらい、人脈を開拓してきてほしいと思いまして。まだ誰も適応されていないんですけれどね。もう、すぐにでも行ってもらいたいのですが、今のところエントリーがないんです。
そうなんですか。インフォランスならば、社員全員が手を挙げてしまいそうですけれどね(笑)。海外特派員が誕生したら、ますます世界へ大きなインパクトを与える存在に成長していけそうですね。今後も応援させていただきたいと思います。今日はありがとうございました。
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