「InfoView(Inforance's Interview)」は、インフォランスゆかりの経営者に代表の佐々木がインタビューをする企画です。今回は、「『犯罪は未然に防ぐ』という新しい防犯の選択肢を通じて社会に貢献する」という経営理念のもと、中小企業中心にオーダーメイド総合防犯システムのコンサルティングを行っている株式会社ステージの代表取締役河野 保治様にインタビューさせていただきました。
新しい防犯の考え方、新しい防犯業界を確立するための手段として全国展開というのがあると。
5年後に株式の公開を目標としているのですが、やっぱりなんだかんだ言っても大手の防犯会社のブランドは圧倒的なので、短時間で、お客様の信用を得るためのひとつの方法としては、株式の公開以外にはないのかなっていうのがあるんですね。株式を公開すれば信用を得られるかって、そういう問題でもないのですけど。あと、現状では、鍵、ガラス屋さん、警備会社と人。防犯設備だと音、光など、それらひとつだけではセキュリティを守れないのに、それら各分野の間に境界線が引かれていて、それぞれが自分たちのスタンスで動いていて、お勧めに行く時に人を勧めるか、ガラスを勧めるかもう決まってる。そうでなくて、お客様の環境に合わせて、トータルでコンサルティングができる会社っていうのがあるべきだと思うし、そういう会社が実際ないので、そこをやっていきたいと思っています。

インフォランスがいろいろな会社の保険を取り扱っている考え方に似ていますね。
大手の会社は警備会社から生まれたセキュリティのシステムに偏っていて、未然に防ぐサービスが手薄。むしろ御社の強みというのはそちらの部分、侵入される前に警告音や光などでできるだけ妨害してあきらめさせるというシステムなんですね。そこでは防犯設備のスペックというよりは、大手ブランドのネームバリューとの勝負であると。そのための株式公開というわけですね。
いちど商品を売ったお客様とのつながりっていうのはあるんですか?
防犯セキュリティの機械は売ったら売りっぱなしで、本当に何か起きた時にちゃんと動くの?って思われていたお客様も多かったんです。でも弊社が加盟しておりますアツミ電氣のアルパネットという母体は、オンラインで常に監視を行っていて、うちのお客様もアルパネットに加入しているのでアツミ電氣の設備監視を通してチェックできるしくみがあります。また、今年の4月からは技術の方で定期点検をやる予定です。本当は営業が定期的に顔を出すのがいちばんいいとは思いますが、なかなかフォローしきれない部分もありますので、メールマガジンを発行することにより、情報発信を行いたいと思っています。 この業界というのは、必需品ではないですが、例えばお客様の知り合いの会社に何かあったりした場合に口コミで広がることも考えられますし、メルマガという今どきのツールを使って最新の情報を広めていければいいなと思います。
別のセキュリティをご提案するなど、いろんな広がりがありそうですね。では、最後になりましたが、河野社長ご自身としての夢を教えてください。
この世に生まれてきたということは何らかの意味があるはずなんで、この世の中すべてを良くすることは私には不可能なんですけれども、防犯という業界の一角から日本を良くすることはできるのではないかと思っています。業界を良くしたい、いい意味で業界に刺激を与えたいし、私たちステージの存在が、何年後かに業界そのものに刺激を与え、名を刻めるように変えていきたい。それが社会のためでもあると。
なぜやらなきゃいけないかというと、私がやっぱりいいものを伝えていく伝え方の部分が得意だから、好きだから。せっかくのいいものでも、鍵屋、ガラス屋などの職人さんたちだと、いいものを伝えていく術がない。伝えるということが苦手な方たちが多いんですよね。ですから、ちょっとした営業のテクニック的なしかけをまいて、業界を変えていきたいし、せっかく生まれてきたからこそ、名を刻んで、多くの人たちに心に長く残るような仕事がしたいですよね。前来た時に、河野君がやってくれて、今でもセキュリティうまくいってるよー、とかっていうのもすごくうれしいですけど、長く人に残るような、心にとどまって残るような仕事をしていきたいっていう気持ちがあります。

ですから、大手の会社にはできない総合的なコンサルティング会社をひとつ、革命じゃないですが、この世に柱を1本、バシッと立てて死ねたらいいなあと。別に私の名前は残らなくとも、そういったサービス、選択肢がひとつあることで、多くの中小企業や、一般家庭の人たちが、「このサービスがあって良かったな」と思ってくだされば。誰が業界にもうひとつ選択肢を作ろうって言い出したのかが分からなくても、そのひとつに携わることができたら本望かな、と思っております。
今日は御社のビジョン、河野社長の想いがひしひしと伝わりました。今後も「ステージ」を目指して集まる人がどんどん出てくることを期待しております。ありがとうございました。