infoView vol. 03|ジースタイラス折阪社長

InfoViewInforance's Interview)」は、インフォランスゆかりの経営者に代表の佐々木がインタビューをする企画です。今回は、従来の求人における学生と企業の立場を逆転させた「逆求人フェスティバル」の開催など、ユニークな採用支援を行っている、株式会社ジースタイラスの代表取締役社長、折阪 佳紀様にインタビューさせていただきました。

マニュアルに頼った就活はしたくなかった

佐々木

まずは、会社の生い立ち、なぜ今の逆求人フェスティバルのようなイベントが生まれたのかからお伺いしたいのですが。

逆求人フェスティバルの生い立ち

折阪

はい。私が大学5年生の頃、世間は就職氷河期と言われておりまして、非常に就職の厳しい時期でした。私も、同世代の人たち同様、就職先はどうしよう、このままじゃちょっと危ないかも、などと、自分の今後の人生に一抹の不安を抱えつつも、取り立てて何か行動したりはしていなかったのです。

そんな中、「こういうふうにしたら受かるよ」といった、いわゆる就職マニュアル的な話を周りの就職活動生や同期から耳にすることが多々ありました。でも、そこで私は、そんなふうにしてマニュアルに頼って社会に出て行くということに非常に抵抗を感じてしまった。そこに、いま一歩踏み出せない何かがあったのです。

そこで、就職活動生同士がちょっと集まって、就職活動についてもうちょっと考えようよ、将来について考えていこうよ、という学生団体、「JOB REVOLUTION」を2000年7月に設立しました。ここがいちばんのスタート地点です。その中で、こんな活動があったら面白いかもと思ってはじめたのが逆求人フェスティバル。第1回目の開催は2000年9月でした。

第1回目に参加してくださったのは学生さんが約35名、企業が約30社。企業への営業は、リクナビなどに載っている会社へ電話やメールで営業を行いました。

佐々木

就職氷河期の、しかも9月という時期ですよね。参加された企業はどんなところだったんですか?1回目から盛り上がりましたか?

折阪

いわゆる、採用に苦労していらっしゃる企業さん−人気の少ない業界であったり、学生さんから認知度の低い中小企業さんが多かったですね。企業には、協賛金という形で、お金を払ってくださいということで営業を行ったのですが、「非常に面白いシステムだけれども、お金を払う以上に参加する時間がもったいない、費用対効果はあるのか」といった反応をされる企業さんが多かったです。

第1回逆求人フェスティバル

当初は、協賛金1社5万円ということで募ったのですが、1回目ということもあり、こちらの熱意を伝えたく、「とりあえず一度見に来てください、参加してください」的な意味合いもありまして、結局は全社無料で開催しました。ですので、盛り上がりという意味では、少し欠けていたかもしれませんね。

しかし、「面白いシステムだからプレスリリースをしてみるといいよ」と社会人の方からアドバイスをいただいていたので、事前にマスコミへも電話で営業をしていたのです。すると当日、テレビ局6社くらいが取材に来て、イベントを取り上げてくださり、それを見た企業さん、学生さんから「もし次回やるなら声をかけてください」との連絡をたくさんいただきまして、半年後の2001年2月に第2回を開催しました。

自分の中でも、1回目を開催し、手ごたえというか、「これちょっと面白いな、いけるかもしれない」というのを感じて、そこではじめて、将来は企業してみたいなあ、自分でなにかやってみようかな、という道を考えはじめたんです。

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