infoView vol. 03|ジースタイラス折阪社長

InfoViewInforance's Interview)」は、インフォランスゆかりの経営者に代表の佐々木がインタビューをする企画です。今回は、従来の求人における学生と企業の立場を逆転させた「逆求人フェスティバル」の開催など、ユニークな採用支援を行っている、株式会社ジースタイラスの代表取締役社長、折阪 佳紀様にインタビューさせていただきました。

「底辺の心」を忘れずに、身の丈に合った成長を

佐々木

現在、社員数は何名ですか?

折阪

社員が10名、インターン生が11名です。インターン生を採用しはじめたのは、まだ社員3名だった頃なのですが、戦力というよりは、社内の組織構造上の問題を回避するためといいましょうか。何か問題が起きた時、責任を誰かに転嫁しがちじゃないですか、人間って。そういうのを少ない人数でやっていると、どうしても誰かに集中してしまうんです。そうすると、その人は窮屈に感じて、パフォーマンスが落ちてしまう。そこを数でまぶしていくというか、他のところに目を向けさせるというか。

佐々木

たくさん人がいると、やることも多くなり、いい意味で気が散るというわけですね。

折阪

インターン採用の理由

そうです。だから、自分達がテーマにおいているのは、「未完成な状態を保ち続ける」ということ。完成するとどうしても人は止まってしまう、怠惰になるというか、守りに入ってしまいますよね。それを避けたいんです。もともと、「ジースタイラス」という社名の由来通り、個々のスタイルをお互い尊重しながら大切にしていこうっていう考えが大前提にありますので、できるだけトップダウンよりも、自分で考えて、何がやりたいのかっていう、その行動を応援していくというスタイルで行こうとは思っていますね。

インターンの割合は、常に社員と同じくらいの数にしたいと考えています。今年は自社の採用が、少しスタートに失敗してしまい、出遅れてしまった感がありましたので、来期は、今期分を取り戻す意味でも、若干多めに採用したいと思っています。

佐々木

今後はどんなふうな成長をしていく予定なんですか?

折阪

ある一定の市場を狙っていこうとは思っています。ですから、逆求人をどんどん広めていこうというよりも、新卒市場において、リクナビの10%くらいの売上シェアがあるといいなと思っています。現状、リクナビの200億円に対して、いつになるかはまだ明確ではないですが、20億円を目指して。今、ジースタイラスの登録者が5000人で、リクナビは50万人登録がある中の200億なのですが。10%の売上シェアを目指したいと思っています。また、来年からは中途、第二新卒のほうも狙っていきたいですね。

私は高校時代、アメリカに留学していた経験があるのですが、その時に、アメリカ人と日本人の考え方の違いで印象的だったのは、日本人ってよく言われるように、レールに沿って、いい大学に入って、いい会社に入って、っていうのが幸せの方程式だっていうのがありますよね。でも、アメリカ人ってそういうのをあまり気にしていない。自分達の生き方、そこに自信を持っている。みんながバラバラで、お互い尊重しあっている。ですから、就職活動も一緒で、それぞれの考え方とか、進む道、売りはバラバラでいいと思うんです。でも、皆がそれぞれ、自分に自信を持ち、何かアピールできるものを身につけている。そういう社会にしていきたいと思っています。逆求人というのは、それらを生み出す場でありたいと思います。

イベントをやったり、インターン生の受け入れもそうなんですが、実力をつけて、自分をアピールする上で大切なのは、選択肢を増やすことだと思っているんです。チャレンジしてみて、あ、こういうアプローチがあるんだ、というのを知ったり、あとは自分で行動して、体験したりとか。そういう意味では、学生さんがチャンスの幅を広げられるようなことをやっているつもりではあります。

最近、ここまで来れたのも、本当にいろんな人のおかげだなと、すごく感謝しているんです。お客様、学生さん、ひとりひとりに感謝の気持ちは常に持ち続けて生きたいし、一歩一歩、自分達の足元を見てですね、身の丈にあった経営をしていきたいと考えています。

ご応募お待ちしております

あとは、自分が特に大切にしている考え方で、会社内にも貼ったりしているんですけれども、「底辺の心」というのがありまして。個人の欲求っていうのは、どんどん上を目指せば目指すほど高まっていくものだと思うんですね。ただ、人の幸せっていうのは、目標は高く置きながらも、やはり自分自身の心は低く置いたときに、その幸せの幅は広がるものだと思っているんですよ。例えば、あれやりたい、これやりたいとなるのはいいと思うんですけれども、そうやって、欲望のままにどんどん行ってしまうと身を滅ぼしてしまう、結果的には不幸になってしまうのではないかと思っていて、だからこそ、自分自身の心をコントロールできる人間になりたいし、そうあって欲しいと思っています。

佐々木

おごり高ぶるな、謙虚な心を大切に、ということですね。そして、身の丈に合った成長をしていきたいと。では、上場とか、急いで走ろうとか、そういう気持ちは今はないのですか?

折阪

機がくれば、という感じで、ひとつのステップとして、2009年くらいを目標に視野には入れています。でも単純に、欲求のままで、「上場したい!」っていうのはあまりないですね。

佐々木

最後になりますが、08採用に逆求人を利用したいとお考えの企業さんへ、いつくらいまでなら申込が間に合うでしょうか?

折阪

年内中(2006年)でしたら間に合うと思いますので、ご参加お待ちしております。

佐々木

それでは本日はありがとうございました。

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