「InfoView(Inforance's Interview)」は、インフォランスゆかりの経営者に代表の佐々木がインタビューをする企画です。今回は、「店頭のPOSレジと連動してネット上の在庫情報が自動的にリアルタイムに更新され、通常の業務の中で実店舗と連動した本格的なEコマースが実現できる」という、中小小売店のIT化支援システムを提供している、株式会社ユーショップデジタルリンクの代表取締役 島田 昌彦様にインタビューさせていただきました。
他業種はともかく、ゴルフ業界にもに進出したのはある意味親会社とは競合他社になるわけじゃないですか。独占とかを考えず、営業をはじめたのはノウハウがあるからやりやすい、というところがあったためでしょうか?

それもありますが、システムというのは共有して、使っていただいてこそ価値があるという認識もございましたので。
でも、ライバルに塩を送っているかたちですよね?
ゴルフの方ですと別会社で競合といわれておりますのはフランチャイズチェーン(FC展開)と呼ばれるものがいくつかございますが、そういったところは本部からの商品供給がなかなかできないのですね。われわれも一時そういった FC 展開を考えた時期もあったのですけれども、やはり商品の供給が出来ない本部というものに疑問を持ちまして、そんな中、システムでネットワーク化していって業界自体を作り、ネットワーク、相場観を共有していこうという意識を持ちました。
正しいですよね。システムでつながっていく。
そうですね。フランチャイズというと語弊があるのですが、システムをご利用いただいて横のネットワーク、今後はある意味で共有もしていきたいと思っております。
御社のU-SHOPマーケットは、大手ショッピングモールとは対照的に、モールから外部へのリンクを許可していますよね?御社の場合モールでの手数料を逃してしまう可能性があるわけですが…。
それは問題ありません。というのは、U-SHOPマーケットは、基本的には私どものシステムを導入いただくと無償で掲載させていただくかたちになっておりまして、ネット販売の出口のひとつとして認識していただければと。売れた場合、そこで手数料を頂戴するような形でかまわないのです。

デジタルの社会は共有化が大切だと思いますので、なるべく強制をしないようにインターネットの共有化の世界観にのっとらないと、広がっていかないのかなと思いまして。基本的には小売店の支援を通して、ネット世界を活性化させる理念のもとにやっております。
また、モールでの販売手数料ももちろん収益源のひとつとして考えてはおりますが、そもそも、私どもはU-SHOPからヤフオクとかいろんなところにつないでいく、販売チャネルは多いほうがいい、という小売業界の発想から入っておりますので、まずは商品を店舗の棚において、そして、その商品がデジタル情報として、インターネット上のどこで売れてもいい、そういう世界を作りたいと思っています。
そのうち、色々な企業がこのシステムを利用すると、自動的にU-SHOPマーケットに乗ってきて、U-SHOPマーケットがすごいことになりますよね?
そうですね。もちろん最終的にはそこを目指しております。基幹システムの利用料を頂いておりますので、商品がよく売れるよう、私どものモールを無償で提供することによって、販売のお手伝いをさせていただいてるイメージです。小売という立場から始まっているがゆえに、ご利用いただくお店に売り上げがあがることを目的として、店舗管理のお手伝いをするというのが基本的なスタンスですから。