大学時代から、「会社に入りたい」というよりは、「手に職をつけたい」と漠然と考えていました。就「社」ではなくて、就「職」したかったのです。
といっても、どんな「職」を身に着けるのかは具体的なものではありませんでした。ただ、兄がアパレル関係で勤務していたこともあって、「扱っているモノは良いのに、ビジネスが下手なために成功しない人」の話を色々と聞くうちに、高いスキルや良い商品を持っている人の、経営のお手伝いができるような「職」を身につけたいと考えるようになりました。つまり、経営コンサルティングですね。
日本で、経営コンサルティングの資格と言えば「中小企業診断士」。大学卒業後、会社には入るつもりがなかったので、フリーターになって同時に中小企業診断士の勉強を始めました。
フリーター兼受験生になって一年半、そこで、中小事業診断士の試験を受けてみたものの、知識レベルではマスターできても、「経営の実務的なニュアンス」は実際に会社に入ってみないとわからないなあ、と思い、企業への就職を考えはじめました。
就職を決意して、何社か受けた後、インターネットの就職サイトでインフォランスを知りました。紹介文に「経営コンサルタント募集」と書いてあったので、軽い気持ちで(笑)。会社のホームページを見て「しっかりした会社みたいだから大丈夫だろう」とか「様々な多角的な経営をやっているなあ」と感じて、興味が惹かれました。
会社を訪問した際の印象は、社内が明るくて綺麗、ロケーションが良いということです。ここは社長のこだわりですね。見事にはまってしまいました(笑)。面接では、「インフォランスでは、経営者と対等な立場で話していくことになるけれど、それに抵抗があるか?」と聞かれたことが印象に残っています。もちろん「抵抗ありません!まさにそれが自分のやりたいことなんです!」と言いましたよ!
実は、就職活動中も、意識的に小さな会社ばかり狙っていました。それは面接のときに「経営者と話せる」から。経営者と話すのが刺激的で楽しかったんです。そして、面接中に「ここで働きたい」という思いが強まり、その場で「やらせてください!」と伝えて、私のインフォランスでの生活が始まります。
入社してみて最初に感じたのは、「思ったより小さい会社なんだ!」ということです。正直言うと、そこで一瞬不安になりました。しかも、先輩社員のみなさんも忙しくて、じっくりくっついて教えてくれるわけではなかったので…(笑)。それに、自分のような若造(?)がいないのも不安の一員でした。今はどんどん仲間が増えていっているので、そんな不安まったくありませんけどね。
そして、ある日突然「電話営業で税理士紹介のアポイントをとってください」と言われました。最初は「楽勝だろ、簡単にアポなんて取れるんでしょ」と思っていました(笑)。それに明確な目標と、自分の実力(?)を誇示できるチャンスだと思い、嬉しく感じました。
ところが、やってみると「つらかった」。はじめての電話営業で思いっきり「洗礼」を受けました。「世間は冷たすぎる」と感じましたし、不条理だと感じるくらい怒られたりもしました(テレアポ経験者なら共感していただけるはずです)。もうへこたれて、厭になって、自己嫌悪です。早くこのつらい時間が終わらないかなと思いながら、もひたすら電話をかけつづけました。すると、終了時刻間際になんと、初日にもかかわらず、アポがとれたのです!何を言ってよいのかもわからず、しどろもどろになりながらですが、初アポです!
後日、さっそくアポをとったお客様に会いにいくと、本当に今の税理士に困っているお客様でした。そこで、優秀な税理士を紹介し、見事成約。税理士の先生のお客様への経営アドバイストークをそばで頷きながら聴いて、この仕事の先に確かに「経営コンサルタントへの道」が続いているんだなあ、と思った瞬間でした。
現在は、さきほどの電話営業を引き続き行っているのに加えて、税理士との提携の提案業務、他社との業務提携提案、セミナー事業立ち上げなど幅広い業務をこなすようになりました。他にも社内的には、社内メルマガを毎日送信したり、内定者のフォロー業務、社内懇親会などの幹事、社内各種勉強会(保険、税務、簿記講師など)の企画・手配など、本当に色々なことを責任を持って担当しています。
さて、もう一度テレアポの話に戻りますが、一度こんなことがありました。私がアポをとったある美容師さんが税理士に年間500万円近く(!)もの顧問料支払っていました。お客様はこれが相場だと思っていて疑問を感じていなかったそうです。すぐに顧問料を大きくさげながら、より経営アドバイスが可能なプランをご提案しました。私はこのようなお客様に気付きを与え、お客様の利益に貢献できる、この仕事の大切さを自覚しました。
今では「優秀な税理士を紹介しなきゃ!」という使命感に燃えながら電話営業をやっています。経験を積み、アポを積み、営業チームで会議を行い、トークや戦略を練ったり、と醍醐味がわかってきたといったところでしょうか。
今、お客様にとって一番貢献できることは、優秀な税理士をひとりでも多く登録して、多用なお客様の経営を確実にサポートできる体制にしていくことだと思っています。「税理士を通した」コンサルティングが今の自分にとって精一杯。だけど、近い将来には、「自分自身が」コンサルタントになってみせます!保険知識や税務知識、こういった高度な専門知識を身につけ、経営の側面支援を行うコンサルタントを目指しているんです。
そのためには日々のインプットが大切。社内で保険の勉強会を開催したり、プレゼンテーションのロールプレイングを行ったり、自主的にスキルアップを行っています。もっともっと貪欲に知識を吸収していきたいですね。
また、インフォランスは、法人営業中心なので、土日は完全に休み。この時間を利用して、勉強に当てています。勉強以外だと、休日は、草野球チームのキャプテンとして活躍したりもしています(笑)。